FX1000通貨で破綻した私の話しをします
最初に破産を経験したのは、FXに取り組み始めてから約3ヵ月目のこと、2011年冬のできごとでした。口座に30万円を入金し、1000通貨でデイトレを始めました。
当時はトラックの運転手をしていたのですが、将来的にこの仕事を続けていくことに対する不安と、経済的な不自由さと時間の拘束、この3つの不安と不自由さから抜け出したい一心で取り組んだのがFXだったのです。
株や先物など、投資に関する知識がまったくない状態からのスタートで、ただ一生懸命にやれば勝てるという甘い世界でもなく、結果、最初に経験するのは破産でした。
なぜ少額1000通貨なのに勝てないのか?、FXの1000通貨で取引だから心に余裕があるはず、という自問のスタートとなります。
今でこそわかることですが、当時の僕は漠然とどこかでこつこつ継続していけば、『一攫千金を得られる』と思っていて、さらに、FX市場に対して『大した努力もしないで奇跡が起こる場所』というような大きな勘違いをしていたのです。
しかし、FXは市場に参人した8割が『1年以内に市場を撤退する』といわれている厳しい世界です。ただ、それでも2割弱の人が生き残っているのも事実。
そこから、『なぜ?勝てないのか?』と自問し、さまざまな事柄をゼロから見直していく作業を開始し、さまざまな気づきのなかでもっとも大切な気づきがありました。
それは、FXとまったく関係ないことのようにも思えるのですが、『自分を愛する』ということだったのです。もっというならば、自分のお金を愛するということかもしれません。そのとき僕は思いました。FX初心者の慢心、1000通貨だからと油断はしていなかったか。
世界のFX事情「規制編」
米国でも日本同様、株式、FX、CFD、コモディティーにレバレッジ規制がはいっている。米国の当局は、個人投資家が多大なレバレッジを扱えるのかどうか懸念しているが、これまでのところ措置は限定的だ。 8月30日には、為替取引を行う個人投資家が借りられる金額の制限を強化する案で、米商品先物取引委員会(CFTC)が譲歩した。現在は1ドルの投資に対し100ドル借りられる。これを10ドルに引き下げようとしたが、ブローカーや個人投資家からの一連の抗議を受け、50ドルに決まった。これは、大手ブローカーの多くが現在認めているのと同額だ。